2024年9月に浮上したYAB氏の不適切な行為がYoutuberコレコレ氏により暴露され、注目されています。VTuber業界全体に大きな波紋を呼んでおり、刑事事件になる可能性も示唆されています。
この記事では、YAB氏が何をしたのか、告発の経緯、被害者の状況、そして今後の展開について詳しく解説します。
YAB(音楽P) のプロフィールと経歴
YAB氏とは何者？
YAB氏は、VTuber業界で高く評価されていた音楽プロデューサーおよびMIX師で、合同会社YAB EntertainMentの代表取締役でもあります。
にじさんじグループをはじめとする多くの人気VTuberの音楽面をサポートし、その技術とセンスでファンやクリエイターから絶大な信頼を得ていました。
過去には、専門学校で歌ってみたMIX講座の講師をした経験もあり、業界でも名の知れたMIX師です。
YAB氏はこれまで合計2000万回再生を超える動画のサウンド編集を手がけており、その才能は広く認められていることがわかります。
YAB氏のプロデューススタイルは、音楽の細かい要素に徹底的にこだわり、リスナーに高品質な音楽体験を提供することを目指していました。
スピーカーとヘッドフォンを使い分けて最終的な音質を追求する独自の手法を取ってい他ことで知られています。
VTuber業界での実績と評価
YAB氏の実績は、にじさんじグループの音楽サポートにとどまらず、2000万回再生を超える動画のサウンド編集、音響機器ブランドNeumannのアンバサダーとしての活動、VtuBand Festなどの音楽イベントの企画・運営にも及んでいます。
また、AKB48グループやT.M.Revolution、日向坂46などの著名アーティストとのコラボレーションも多数行ってきました。
しかし、彼の評価は2024年9月に浮上した不適切な行為を告発されたことにより、彼の信用は大きく揺らいでいます。
YAB氏の行為が告発された経緯
盗撮疑惑と薬物使用の疑惑
YAB氏は、VTuberの中の人を盗撮し、LINEのグループチャットで共有したり、第三者に無断で公開していた疑惑が浮上しています。
さらに、違法薬物（媚薬）の使用も指摘されており、これらの行為が事実であれば、プライバシー侵害や名誉毀損、さらには法的にも重大な問題となる可能性があります。
これらの疑惑は、単なる音楽プロデューサーの範疇を超え、犯罪行為に及ぶものであり、社会的に深刻な問題とされています。
告発のきっかけ：コレコレ氏のYouTube配信
YAB氏に関する不適切な行為の疑惑が公に広まったのは、YouTuberのコレコレ氏が2024年9月1日に行ったYouTube配信がきっかけです。
コレコレ氏は、自身の配信でYAB氏に対する告発内容を取り上げ、具体的な証拠や証言を紹介しました。
内容としては、以下の通りです。
①盗撮行為：VTuberの「中の人」を盗撮し、その際に性的なアングルでの撮影が行われていた。
②無断公開：これらの映像が第三者に無断で公開され、プライバシーの侵害だとされている。
③違法薬物の使用疑惑：違法薬物（媚薬）の使用が疑われており、これをVTuberに無断で摂取させた可能性が示唆されている。
④名誉毀損とプライバシー侵害：これらの行為により、関係者の名誉が著しく損なわれただけでなく、プライバシーも深刻に侵害されています。
⑤未成年者への加害疑惑：未成年のライバーに対しても被害が及んでいる可能性が高く、特にこの点は社会的な関心が集まる可能性が高い。
この配信は瞬く間に視聴者に拡散され、SNSを通じて急速に広まりました。
この動画は普段のコレコレ氏の動画に比べてもかなり多い再生数が回っており、この告発の注目度の高さがわかりますね。
この告発によって、YAB氏の行為は広く世間に知れ渡ることとなり、業界全体を揺るがす大問題に発展しました。
SNSでの拡散と世間の反応
コレコレ氏の配信後、YAB氏に対する告発内容はSNS上で爆発的に拡散され、多くのユーザーがYAB氏を非難する投稿をしました。
VTuberファンやクリエイターコミュニティからは、YAB氏の行為に対する怒りと失望の声が相次ぎ、業界全体の信頼性にも悪影響を及ぼしています。
これを受けて、にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社も迅速に対応を行い、YAB氏に関連するコンテンツを次々と非公開にするなどの措置を講じました。
注目が集まるYAB氏の人間性
しかし気になるところは、なぜそのようなLINEのグループチャットで公開していたのか？ということです。
とても軽い気持ちで盗撮・公開していた可能性が極めて高いでしょう。
悪いことをしている自覚があれば、LINEなどオープンな場所で公開しないと思いませんか？（また、この後悔されていたグループチャットはどんな人が入っていたのかやどんな規模感なのかなどは明かされていません。）
また、有名Vtuberの裏側知ってるんだぜ！すごいだろ！というような自慢というか、承認欲求でこのような行動に出たのかもしれませんね。
いずれにせよとても軽い気持ちでやっていたか、とても短絡的な考え方しかできない人だということが予想できます。
被害者の状況は？
VTuberの中の人への被害
YAB氏の行為により、多数のVTuberの中の人が被害を受けたとされています。
特に顔出しをしていないVTuberにとって、プライバシーは極めて重要であり、YAB氏の盗撮行為はその信頼を裏切るものでした。
これにより、VTuberの中の人は精神的な苦痛を受け、キャリアにも悪影響が及ぶ可能性があります。
また、YAB氏が代表を務めるYAB EntertainmentのHPには、これまでの制作実績や所属タレントが多く載っています。これらの人たちの中に被害者がいると予想されています。
また、このほかにもX上では実際に被害に遭ったと予想されるVtuberとして、 長尾景氏、白雪巴氏、家長むぎ氏などの名前が多く上がっていますが、真相はわかっていません。
未成年ライバーへの加害疑惑
さらに深刻な問題として、未成年ライバーへの加害疑惑が浮上しています。
YAB氏が未成年のVTuberに対して不適切な行為を行ったとの証言があり、これはさらに社会的に大きな問題になるでしょう。
未成年者を対象とした不適切な行為は、法的にも倫理的にも許されないものであり、YAB氏に対する厳しい法的措置が求められています。
また、人気Youtuberの家長むぎ氏は年齢は公開されていないものの未成年だとされており、過去のXの投稿から媚薬を盛られた被害者だという憶測が広がっています。
乃木坂など他のアイドルグループの被害疑惑
YAB氏は、VTuber業界以外にも乃木坂46やAKB48といったアイドルグループとも仕事をしてきました。
これにより、VTuber以外のアイドルグループのメンバーも被害に遭っている可能性が指摘されています。
未成年メンバーも多いこれらのグループへの影響が懸念され、エンターテインメント業界全体に波紋を広げる事態となっています。
ANYCOLOR株式会社の対応と問題点
公式声明の発表とその内容
2024年9月2日、ANYCOLOR株式会社は公式声明を発表し、YAB氏との関係を断絶することを表明しました。
しかし、声明の内容については、「自己正当化に終始している」「具体的な事実確認や責任の所在が明確でない」などの批判が寄せられています。
またAnycolor株式会社としては、YAB氏はフリーランスの音楽家であり、Anycolor株式会社所属やAnycolor株式会社役員ではなくあくまで外部の人間であることを強くアピールしています。
企業としての透明性や誠実さが求められる中、この点を強くアピールする内容がさらに信頼を失う結果を招いているようです。
非公開にされたYAB氏関連のコンテンツ
YAB氏に関するコンテンツは、ANYCOLOR株式会社により迅速に非公開にされました。
この対応は、被害を受けたVTuberを守るための措置として評価される一方、情報の隠蔽と捉える向きもあり、ファンへの適切な説明が求められています。
ですがこの行動は所属Vtuberたちを守るために必要な対応であるとされ、その迅速さは一部のVtuberファンたちからは評価されています。
法的リスクと信頼性の問題
YAB氏の行為が法的に重大な問題を含んでいる以上、ANYCOLOR株式会社も法的責任を問われる可能性があります。
特に、YAB氏の行為を認識していたか、適切な対応を行っていたかが焦点となるでしょう。
YAB氏の行動が認識されていた可能性が低いですが、これを未然に防ぐ方法がなかったのか？という疑問の声が多く上がっています。
今後はこのようなことが起きないように、今後ANYCOLOR株式会社は何らかの措置を講じるでしょう。
YAB氏の今後はどうなる予想？
法的措置の可能性
YAB氏に対する告発内容が事実であれば、警察の捜査や法的措置が取られる可能性が高いです。
特に、未成年者に対する不適切な行為は厳しく追及されるべきであり、YAB氏の責任が問われるでしょう。
法的手続きの進展に注目が集まっています。
VTuber業界からの排除の予想
YAB氏は、業界から完全に排除されることが予想されます。
既に関連コンテンツが非公開となり、業界内での活動も停止されています。
今後、他の事務所やプロジェクトでもYAB氏との関係を断つ動きが広がると考えられます。
業界全体の再検討とセキュリティ強化の必要性
この事件を契機に、VTuber業界全体でセキュリティ対策や人材管理の見直しが行われることが予想されます。
プライバシー保護と未成年者の安全確保が急務となり、業界全体の信頼回復に向けた取り組みが求められています。
被害者への支援とケアの重要性
YAB氏の不適切な行為によって被害を受けたVTuberやライバーに対して、適切な支援とケアが重要です。
精神的サポートや法的支援が必要とされており、被害者の声に耳を傾けることが求められるでしょう。
まとめ
YAB氏の不適切な行為が明るみに出たことで、VTuber業界全体に大きな影響が及んでいます。
今後、法的措置や業界全体の見直しが進む中で、YAB氏の行動の責任が追及されることになるでしょう。
VTuberファンや関係者にとっても、この問題は避けて通れない課題であり、今後の対応に注目が集まっています。
業界全体での信頼回復に向けた努力が求められる中、被害者への支援と適切な対応が急務となっています。
