毎年発売されるたびに多くの鉄道ファンや旅行者に愛される「青春18きっぷ」。しかし最近、2024年夏以降の青春18きっぷが廃止されるのではないかという噂が広がっています。
この噂の背景には何があるのでしょうか。そして、実際に廃止される可能性はどれくらいなのでしょうか。今回は、その噂の詳細と今後の展望について探ってみたいと思います。
2024年版の青春18きっぷの廃止が噂されている！
廃止が囁かれている理由① 春季・夏季・冬季がまとめて発表されず、春季のみの発表
青春18きっぷは、JR全線の普通・快速列車が最大5日間乗り放題となるチケットで、学校の長期休みに合わせて春・夏・冬の年3回分が期間限定で発売されています。通常、春の段階で合わせて夏・冬の発表もされます。
しかし今年の発表は春季のみであり、夏季および冬季についての情報がまだ公開されていないことが噂の発端となっています。もう夏はすぐそこなので、夏版についての発表があってもいい頃です。
これにより多くの青春18きっぷファンが「今年は春季だけなのか？」、「夏季や冬季の販売は中止されるのか？」と不安を感じています。
廃止が囁かれている理由② 2020年に最後の『ムーンライトながら』が運行を終了
もう一つの廃止が噂される理由として、2020年に青春18きっぷの利用者に人気だった夜行快速『ムーンライトながら』が運行を終了したことが挙げられます。
この終了は青春18きっぷの魅力の一つが失われたことを意味し、その後の利用者数に影響を与えた可能性があります。「ムーンライトながら」の運行が終了したことで、もしかして青春18きっぷも無くなってしまうのではないか？と心配の声が多く上がっているのです。
青春18きっぷの2024年版、廃止の可能性は低い！
JR側が夏季と冬季も販売するが、内容が決まりしだい発表するというコメントを掲載
一方で、JR側は公式に「夏季および冬季の青春18きっぷも販売する予定だが、詳細は決まり次第発表する」とコメントしています。
この発表により、完全な廃止の可能性は低いと見られています。つまり、夏季および冬季の発売が遅れているだけで、いずれ正式に発表される可能性が高いのです。
また、旅行雑誌「旅の手帖」の７月号（2023年6月9日発行)では、「青春18きっぷを活用したよくばり列車旅をご紹介〜！」という特集が組まれています。
公にこんな特集が組まれるくらいですから、旅行業界ではもうすでに青春18きっぷ夏版の情報が公開されていると予想できますね。
仕様が変わる可能性は高い！（金額や利用できる電車の種類など）
しかし、青春18きっぷの仕様がこれまでとは異なる形で変更される可能性があります。
例えば、金額の改定や利用できる電車の種類に制限が加えられるなどの変更が考えられます。近年の鉄道業界の動向や経営方針を鑑みると、利用者のニーズや収益改善を図るために仕様変更が行われることは十分に予想されます。
特に最近では海外の方の日本旅行が急激に増えており、旅行業界は常に繁忙期状態です。駅にも以前より外国人が明らかに増えましたよね。なので青春１８きっぷに裂く人員が足りない、、なんてことはありそうだなと予想できます。
まとめ
青春18きっぷの2024年版に関する廃止の噂は、多くの鉄道ファンや旅行者にとって大きな関心事です。しかし、現在のところ、完全な廃止の可能性は低く、夏季および冬季の発売が遅れているだけのようです。
JR側のコメントや今後の動向を注視しながら、青春18きっぷの最新情報を待つことが重要です。仕様が変更される可能性も視野に入れつつ、引き続き旅行計画を立てていくのが良いでしょう。
青春18きっぷは多くの人々に愛されてきた切符であり、その存在が続く限り、多くの旅人たちが日本全国を巡る素晴らしい旅を楽しむことができるでしょう。
今後の発表に期待しつつ、青春18きっぷを活用した旅の計画を練ってみてはいかがでしょうか。
