Newjeansの動画削除 何があった?経緯やHYBE、ADORの関係性なども時系列で説明!

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最近、韓国の人気アイドルグループNewJeansに関する動画が削除され、ファンの間で話題となっています。


この背景には、NewJeansをプロデュースするADORと、その親会社であるHYBEとの間で発生した対立が関係しています。


また、この一連の流れには多くの会社や人物が関係しており、複雑で理解するのが難しいことも事実です。


この記事では、動画削除の経緯やHYBE、ADOR、そしてミン・ヒジン氏の関係性について詳しく解説します。

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もくじ

NewJeansの動画削除事件の背景

NewJeansとその人気

NewJeansは、2021年に韓国のエンターテインメント事務所ADOR(HYBE傘下)からデビューした女性アイドルグループです。


彼女たちはデビューから短期間で韓国国内外で注目を集め、独自の音楽スタイルとビジュアルで若者を中心に人気が急上昇しています。


特に、彼女たちの曲構成やパフォーマンスは他のK-POPグループとは一線を画し、革新的なプロデュースを行うADOR代表のミン・ヒジン氏の手腕が大きく関与しています。

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Dispatchが公開した未公開映像とは?

最近、韓国の有名メディア企業Dispatchが、NewJeansの練習生時代の未公開映像を含む動画を公開しました。


この映像には、グループがデビュー前に「Attention」のパフォーマンスを練習する風景や、メンバーのソロダンスが収められていました。


ファンにとって過去の貴重な瞬間を見せる映像として一時話題となりましたが、公開直後に削除される事態となり、ファンの間で憶測が飛び交いました。

なぜ動画が削除されたのか?

動画削除の背景には、DispatchによるADORの代表であるミン・ヒジン氏に対する批判がありました。


Dispatchの報道は、「SOURCE MUSICの練習生を奪ってNewJeansにデビューさせたミン・ヒジン氏は、HYBEの経営方針や、親会社としてのHYBEの立場を脅かしている」という疑念を提起する内容でした。


このため、ADORとNewJeansの法的代理人は、無断で映像が公開されたことに対して抗議し、法的措置を検討していると発表しました。


結果として、Dispatchは批判の高まりを受けて動画を削除しました。この一連の出来事は、K-POP業界においてアーティストの権利保護の重要性を再認識させるきっかけとなりました。

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HYBEとADORの関係性

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HYBEとは何か?その影響力

HYBEは、元々Big Hit Entertainmentとして知られ、BTSの世界的な成功によって一躍有名になった韓国の大手エンターテインメント企業です。


HYBEは「We believe in music」をモットーに、多岐にわたるエンターテインメントビジネスを展開しており、音楽制作からテクノロジー事業までを手掛けています。


HYBE傘下には複数のレーベルが存在し、それぞれが独自のアーティストを育成しています。HYBEの影響力は、K-POPを超えてグローバルなエンターテインメントの未来を形作る存在となっています。

ADORの設立と役割

ADOR(All Doors One Room)は、HYBE傘下のレーベルで、2021年に設立されました。


独立した運営方針とクリエイティブな自由を重視するADORは、新しい音楽スタイルやアーティストの個性を引き出すプラットフォームとして機能しています。


NewJeansは、ADORからデビューした初の女性アイドルグループで、その成功はADORのブランド力を高め、HYBEのマルチレーベル戦略の一環として重要な役割を果たしています。


また、ADOR所属のグループはNewJeansしかなく、所属アイドルもNewJeansの5人のみです。いわば現段階で言うと、NewJeansのための会社のようなものです。

ミン・ヒジン氏のプロデューススタイル

ミン・ヒジン氏はADORの代表であり、NewJeansのプロデューサーとして、これまでにない新しいアイドル像を提示することで知られています。


彼女のプロデューススタイルは、従来のK-POPの成功方程式に挑戦する「逆張り戦略」として評価されており、音楽、ビジュアル、ファッション、パフォーマンスなど、すべての面で独自の美学とビジョンを追求しています。


最近では、5人がそれぞれ日本の昔の曲を歌って話題になりましたね。


ミン・ヒジン氏のリーダーシップの下で、NewJeansは国際的なアピールを持ち、多くの新しいファン層を取り込むことに成功しています。

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時系列で見るHYBEとADOR間の対立

青いキャップがミン・ヒジン氏


韓国の大手エンターテイメント企業HYBEとその傘下レーベルADORの間で起こった一連の事件は、ここ数年の流れを掴まなければ理解が難しいでしょう。以下に、その出来事を時系列でまとめました。

ミン・ヒジン氏の入社とADORの設立(2021年7月)

ミン・ヒジン氏は、HYBEに新しいガールズグループを立ち上げる目的で入社しました。


しかし、HYBEは先にLE SSERAFIMをデビューさせ、その後の対応に不満を持ったミン氏は、自身のプロジェクトであるNewJeansの迅速なデビューのために新レーベルADORを設立することとなりました。

NewJeansのデビュー(2022年8月1日)


ADORからデビューしたNewJeansは、ミン・ヒジン氏のプロデュースのもと、独自の音楽スタイルとコンセプトを打ち出し、ファンを魅了しました。NewJeansの登場は、K-POP界に新しい風を吹き込んだと言えるでしょう。

経営権奪取疑惑と対立の激化(2023年6月頃)


HYBEは、ミン・ヒジン氏が経営権を奪取しようとしていると主張し、内部監査を開始しました。


これに対し、ミン氏は全面的に否定し、HYBEが世論操作を行っていると反論。両者の間で対立が激化しました。

法的措置とファンダムの反応(2023年7月)


NewJeansのファンダム「バニーズ」は、HYBEやSOURCE MUSIC、そしてメディアのDispatchの記者を、情報流出と名誉毀損で告発しました。


この一連の流れで、ファンはNewJeansはもちろん、ミン・ヒジン氏を常に擁護しています。


これには、違法な個人情報の収集と流出に対する強い抗議の意味が込められています。

現在の状況(2024年9月)


ミン・ヒジン氏の解任に関する審問が行われる中、NewJeansのメンバーたちはミン・ヒジン氏と共にいたいとの意向を示しています。


ミン・ヒジン氏の存在がNewJeansとADORにとって不可欠であり、彼女の解任が大きな損害になると主張されています。


ファンもミン・ヒジン氏あってのNewJeansだと主張する声が多く見られ、HYBEに対する批判が日に日に大きくなっています。

ミン・ヒジン氏がADOR代表を退任(2024年08月27日)


ADORは「当社は27日、取締役会を開き、ADORのキム・ジュヨン社内取締役を新代表取締役に選任した」と発表しました。


ついにミン・ヒジン氏がADOR代表を退任させられてしまったのです。これはかなり大きなニュースでした。


しかしミン・ヒジン氏は「代表取締役からは退任しますが、ADORの社内取締役職はそのまま継続する。NewJeansのプロデュース業務もそのまま担当する」ということです。


ミン・ヒジン氏が退任させられてHYBEから退かされることを危惧していたファンは、NewJeansのプロデュース業務をそのまま担当するという発表にひとまず安心したものの、HYBEのやり方にさらに大きな批判が寄せられているようです。

詳しくはこちらのニュースを見てみてくださいね!
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2246152

この一連の事件は、HYBEとADORの間の経営権を巡る深刻な対立を明らかにし、K-POP業界全体にも波紋を広げています。この流れでDispatchやイルカ誘拐団も巻き込んでいくことになってしまいます。

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イルカ誘拐団とのコラボレーション

イルカ誘拐団の紹介

「イルカ誘拐団」(Dolphiners Films)は、2007年に結成された韓国のクリエイティブグループで、広告や映像制作で独自のスタイルを持っています。


グループ名は深い意味を持たず、メンバーが集まった酒場で決められたそうです。


彼らは広告やウェブドラマ、映画の制作で多くの注目を集め、カンヌ国際広告祭やニューヨーク国際広告祭での受賞歴もあります。


イルカ誘拐団の代表シン・ウソク監督は、「Ditto」「OMG」「ETA」などNewJeansの有名曲の演出を多く手掛けました。


NewJeansのMVを制作したことで知名度が爆発的に上がったイルカ誘拐団ですが、他の仕事の依頼が激増してもNewJeansを贔屓にしていたそう。


ADORとイルカ誘拐団は深い関係で繋がっていました。

NewJeansとイルカ誘拐団のコラボレーション事例

NewJeansとイルカ誘拐団のコラボレーションは、音楽と映像アートの新しい融合を生み出しました。


特に、NewJeansの楽曲「Super Shy」のミュージックビデオは、イルカ誘拐団の独特な映像美学とストーリーテリングが融合され、視覚的にも音楽的にもファンに新たな体験を提供しました。


このコラボレーションは、既存のK-POPの枠を超えた創造的なプロジェクトとして高く評価されています。


しかしHYBEから何かしらの圧力がかかったのか、イルカ誘拐団は今後ADORとは協業できないと声明文を出しました。

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ミン・ヒジン氏とHYBEの対立

ミン・ヒジン氏の経営権奪取疑惑

HYBEとADORの間で経営権を巡る対立が生じています。


HYBEは、ミン・ヒジン氏が外部投資家と不正に接触し、経営権を奪取しようとしていると主張しています。


この疑惑は、ADORの独立性を強く求める姿勢と、ミン・ヒジン氏のリーダーシップの下でNewJeansが成功を収めていることに起因しています。

HYBEの主張とミン氏の反論

HYBEは、ミン・ヒジン氏が外部の投資家やアナリストと接触し、自身の影響力を拡大しようとしたと非難しています。


これに対して、ミン・ヒジン氏は経営権奪取の計画を否定し、ADORの利益を最優先に考えた行動であったと反論しています。


また、ミン・ヒジン氏はNewJeansのメンバーやその家族から強い支持を受けていると主張し、彼女のリーダーシップがグループにとって不可欠であることを強調しています。

法的措置とその影響

対立は法的な争いに発展し、HYBEはミン・ヒジン氏を業務上背任容疑で刑事告訴しました。


これにより、ADORとHYBEの関係はさらに緊張を増しています。法的な対立が続けば、NewJeansの活動にも悪影響を及ぼす可能性があり、ファンの不安を煽ることにもつながります。

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HYBEとADORの対立がK-POP業界に与える影響

マルチレーベル戦略の見直し

HYBEとADORの対立は、親会社と子会社間の独立性のバランスや経営権の権限分配に関する課題を浮き彫りにしました


K-POP業界全体が、各レーベルの独自性を尊重しつつ、統一された方針を維持するための新たな戦略を模索する必要があります。

アーティスト管理の透明性と倫理的問題

今回の対立は、アーティストの権利や待遇に関する議論を引き起こしました。


若いアーティストの保護と育成において、企業の利益とアーティストのクリエイティブな自由のバランスをどう取るかが重要な課題になるでしょう。

ファンの信頼と業界への影響

内部対立が公になることで、ファンの信頼が揺らぐリスクもあります。


業界全体として、ファンとの透明性あるコミュニケーションを維持し、信頼関係を強化する取り組みが求められています。

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NewJeansが今後どうなるか予測!

活動の安定性と今後の展望

HYBEとADORの対立が続く中、NewJeansの活動がどう影響を受けるかが注目されています。


しかし、ファンの支持が強力である限り、適切な対応がなされれば、活動の安定とさらなる成長が期待されます。

クリエイティブ面での変化の可能性

ミン・ヒジン氏のプロデュース力が欠かせない要素であるため、彼女の立場が不安定になると、NewJeansの音楽やビジュアルの方向性に変化が生じる可能性があります


この変化がファンにどのように受け止められるかが鍵です。ですが現時点で、ファンはミン・ヒジン氏はNewJeansにとって絶対に欠かせない存在だと強く訴えています。

法的問題の解決とファンとの関係改善

迅速かつ公正な法的問題の解決が、NewJeansの活動の安定とファンの信頼回復に不可欠です。


ファンとの信頼関係を維持するため、透明性のあるコミュニケーションが求められるでしょう。

まとめ

NewJeansは、現在の困難を乗り越え、さらなる成長を遂げる可能性を秘めています。


HYBEとADORの対立が解決に向かい、ファンの信頼を取り戻すことで、NewJeansはK-POP業界において新たな波を起こし続けることができるでしょう。


業界全体も、今回の出来事を通じて、アーティストの権利保護と管理の透明性について再考する機会とするべきです。

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