2024年12月に急逝した中山美穂さん。
突然の訃報と共に注目されたのが「遺産20億円説」と、その行方です。
本記事では、真相と噂の出どころ、そして相続人である息子・辻十斗さんの対応について、丁寧に解説いたします。
中山美穂さんが急逝…死因と「遺産20億円」報道の真相
2024年12月6日、東京都内の自宅浴室で倒れているところを発見された中山美穂さん。
死因は「入浴中の不慮の事故による溺死」とされ、事件性や病気の痕跡は見つかりませんでした。
最初はヒートショック現象などが噂されましたが、結局溺死だと判断されました。
しかし世間では今でも「真相は違うんじゃないか?」という声が意外に少なくはありません。
その突然すぎる最期に、ネットでは様々な憶測が飛び交いました。
とくに注目を集めたのが、「中山美穂さんの遺産は20億円」という噂です。
この説は一部のSNSやYouTubeチャンネルで拡散されましたが、一次情報や信頼性の高いメディアの裏付けはありません。
なぜこのような説が広まってしまったのでしょうか。
実際の資産額は?専門家が指摘する現実的な金額

中山美穂さんは芸能界で39年間にわたり活躍されてきました。
全盛期には年収2億円を超えていたとも言われ、女優・歌手・CMと多方面からの収入がありました。

女優さんのイメージが強いけど、確かに歌もたくさん出してるよね!
テレビドラマや映画の主演、ヒット作の再放送や配信によるロイヤリティなど、継続的な収入があったことが推測できます。
これらの収入を積み重ねていった結果、累積資産は相当な額に達していたと考えられます。
また表でしていた女優や歌手の仕事以外にも作詞家としての印税、不動産からの賃貸収入、投資運用による利益など、複数の収入源を持っていたことでも知られています。
とはいえ、近年の収入は減少傾向にあり、専門家の多くは「現実的には5億円前後」という見解を示しているようです。



20億円って、大企業の会長さんとかのレベルじゃない?
5億円もとんでもなくすごい金額だけどさ・・・
印税・著作権・不動産…複数の収入源の内訳とは


上でわかる通り、中山美穂さんの収入源は多岐にわたります。
代表的なものとして、ミリオンヒット曲「世界中の誰よりきっと」などの音楽活動による印税収入があります。
また、作詞家としても活動しており、CD売上やカラオケ、配信、楽曲提供による印税収入が今も続いていますし、これからも続くでしょう。
さらに、大手企業のCM出演やイベント参加による広告契約収入も高額であり、都内の高級マンションを始めいくつもの不動産を所持していたことも明らかになっています。



ただでさえすごい収入があるのに、それに加えて不動産買ったり
投資したりしてたんだね。頭の良い方だったんだろうなぁ〜
これらの不動産からの賃貸収入や、投資信託や株式などの資産運用による収益も、資産形成に寄与していたと考えられます。
なぜ「中山美穂さんはお金持ち」だと言われるのか?


中山美穂さんが「お金持ち」と評されたのは、単に稼いだ額の多さだけではありません。
39年にわたる第一線での芸能活動による高収入、印税収入の継続性、そして不動産投資の堅実さ。
都内に複数の高級物件を所有していたとされ、その運用益は今なお発生している可能性があります。
さらに「北山瑞穂」「一咲」の名での作詞活動でも著作権収入があり、“亡くなってからも稼ぐ資産構造”を築いていた点も特筆すべきポイントです。
ご本人もこんなに早く亡くなるつもりはもちろんなかったでしょうけど、「遺産を多く残す」動きをしていたのではと考えられています。



ただ作詞や投資が好きだったって可能性もあるけどね〜



不動産の購入については一般的に、税金を抑えるために
お金を使いたくて買うケースもあるみたいだよ
実際に中山さんの晩年の姿を知る知人の中には、彼女には深い闇がある事情があったと話していた人もいるらしく、それもあって遺産の行方に注目が集まったようです。
母親との確執と「使い込み」疑惑の背景


芸能活動初期(1985年にデビュー)は、母親が中山美穂さんの個人会社の代表を務め、収入管理を一任されていました。



勢いがすごかったし14歳でデビューしてるから、
自分で管理するのは難しかったんだろうね。
しかし2000年以降、母親が管理をしていたお金の管理への不信感が強まりました。
中山美穂さんが29歳くらいからの出来事ですね。
母親が秋田でイタリアンレストランを開業したものの、経営がうまくいかず、資金繰りが悪化。
この頃、中山さんは会社の異様に少ない残高に不審を抱き、母親の資金管理に対する信頼を失っていったとされています。
その後2012年には母親が代表を務めていた個人会社は閉鎖され、中山美穂さん本人が代表となる新会社に移行。



12年もかかったの?!色々あって大変だったんだろうね・・
それ以降、母親は経営から完全に外れ、2人の関係は事実上の断絶状態となりました。
ちなみに妹の中山忍さんは、新会社の役員にも入っているそう。
一部で囁かれた「母親の使い込み」疑惑については、正確な情報や中山美穂さん本人の口から離されることはありませんでしたが、何か良くないことが起こっていたことは確かなようです。
遺産の行方は?息子・辻十斗さんの“相続拒否”の噂は本当?


現在、中山美穂さんの法定相続人は長男の辻十斗(じゅうと)さんただ一人です。
彼は2004年うまれで、現在フランスで暮らす大学生。
元夫・辻仁成さんが親権を持っています。
2002年に中山さんと辻さんは結婚し、2014年に離婚。
その際親権は辻さんが持つことが条件とされ、以降、十斗さんはパリで父と暮らすことになったのです。



離婚するとき、中山美穂さんの不倫問題があったよね・・
中山十斗さんに配偶者はおらず、遺言書も存在しないので、法的には息子が100%の相続権を持つことになります。
ネット上では「遺産を受け取らなかったらしい!」という噂が広まりましたが、その根拠は曖昧です。
離婚の時に仕方なく親権を辻仁成さんに渡しましたが、その後ほとんど会えなかったまま10年が過ぎてしまったそう。
それで「子供を捨てた」などと中山美穂さんは言われることも多かったようですが、彼女はそれに深く傷つき悩んでいたようです。
中山美穂さんの死後、十斗さんは帰国し、病院で最期を看取ったとも報じられており、妹の中山忍さんも「2人は手を繋いで静かに過ごしていた」とコメントしました。
このように、母子の絆は完全に断たれていたわけではなく、物理的に距離ができて会えなくなってしまっていただけだということがわかります。



10年も会えなかった母親との再会が亡くなった姿だなんて・・
気の毒すぎるよ
息子・十斗さんが相続拒否したのは嘘である可能性が高い理由!
「息子・十斗さんが遺産受け取りを拒否した」と噂が出た背景には、中山さんと息子が約10年間も会っていなかったことや、離婚後の母子関係が冷え込んでいたこと事実があることがわかりました。
「妹・忍さんに遺産がわたる説」もありましたが、これは十斗さんが受け取りを拒否したらその次に名前が出るのは忍さんではないか?という憶測からくるものだと考えられます。
中山美穂さんが最期まで母親と距離を保っていたように、親族間の不和が相続にも影響するのではないかといった推測が重なった形だと推測できますね。
確かに、十斗さんの次に法的にも心の繋がり的にも強い人物といえば妹・忍さんだったのは確かである可能性が高いですが、なんせ遺言書がないので法定相続人は息子の十斗さん1人ということなのです。
相続の専門家も「相続放棄の噂は憶測に過ぎない」「実際には十斗さんが遺産を受け取る方向になるだろう」と指摘しています。



もし十斗さんが受け取るとしても、親族からしたら周りに
バレたくな事だよね、色々危ないし。
まとめ
中山美穂さんの「遺産20億円説」は、現時点では信憑性が高くなく、現実的には5億円前後が妥当と見られています。
とはいえ、その金額は長年の努力と才能の積み重ねによって築かれた価値ある財産です。
相続人である辻十斗さんが全てを相続するという見方が強く、相続放棄の噂も根拠に乏しいようですね。