2025年4月、ホンダ副社長である青山真二氏が突然の辞任を発表し、世間を驚かせました。
ホンダ側の説明によると、「業務時間外の懇親の場で不適切な行為があった」とされていますが、具体的な内容については明かされていません。
この記事では、辞任の背景、セクハラ疑惑の根拠、そして被害者が社内の人間である可能性について詳しく解説していきます。
青山真二副社長が辞任!ホンダの公式発表と対応は?
ホンダが発表した辞任理由と企業コメント
2025年4月7日、ホンダは青山真二副社長(61歳)が辞任したことを公式に発表しました。
ホンダのコメントでは、「業務時間外の懇親の場における不適切な行為」が理由であるとされています。
企業としては、「人権尊重・コンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場の者が、それに反する行為を行ったことは極めて遺憾」と強いトーンで非難しています。
社内では監査委員会が調査を進めていた中、青山氏が自ら辞任を申し出たことから、取締役会はそれを妥当と判断したようです。
辞任のきっかけは「警察への告訴状提出」だった
問題が発覚したのは、被害者が警察に対して告訴状を提出したことがきっかけです。
この告訴状が受理されたことで、企業内部の処分を超えた社会的責任が問われることとなり、青山氏の辞任という事態に発展しました。
ホンダ社長が報酬返上を発表した異例の事態
ホンダの三部敏宏社長は、この問題を重く受け止め、自らの月額報酬の20%を2カ月間自主返上することを発表しました。
日本の大手企業において、トップ自らが報酬を返上するというのは極めて異例であり、今回の件の重大性を象徴しています。
不適切行為の中身は?セクハラ疑惑が濃厚な理由とは

ホンダが行為の詳細を公表しない理由とは?
ホンダは青山氏の行為について、詳細を一切公表していません。
これは、被害者のプライバシーを保護する目的があると考えられます。
特に性被害を伴うケースでは、内容を明かすことが被害者にさらなる精神的苦痛を与えるため、企業側があえて伏せることは珍しくありません。
ただ、警察への告訴状が受理されたという事実から、行為が社会的に見て明確な違法性を持っていたことは間違いないと見られています。
ネットで高まる「セクハラでは?」という声
このニュースが出てから、世間では「パワハラかセクハラだろう」という意見が多く飛び交っています。
ですが今のところインターネット上では、「この不適切行為はセクハラではないか」という見方のほうが優勢のようです。
なぜパワハラ説は信ぴょう性が低い?
一部では「パワハラの可能性もあるのでは」との意見もあります。
たしかに、パワハラも内容次第では暴行罪や名誉毀損罪などに該当することがあります。
しかし、そうしたパワハラ案件が警察に告訴され、即座に受理されるケースは非常に限られています。
例えば、被害者が自◯してしまった場合などですね。
そんなことが起きてしまった場合、会社が世間に内容を隠したかったとしても、大抵ニュースなどになってしまい隠すことは難しいでしょう。
また、懇親会という場はパワハラが起こりにくいシチュエーションでもあるため、今回の事案に当てはまる可能性は低いと考えられます。
セクハラで告訴状が受理されやすい理由
一方で、セクハラに該当する行為の中には、刑法上の犯罪となるもの(強制わいせつ罪や迷惑防止条例違反など)が含まれています。
このようなケースでは、証拠や証言がある場合に限り、告訴状が受理されやすく、実際に捜査が進むことも多いです。
今回の件では、告訴状が提出されたことが公になったうえで、受理されたと明かされているため、犯罪性が高い内容であった可能性が非常に高いと見られています。

内容としては、公然わいせつや強制◯交などが考えられるね
「人権尊重・コンプライアンス」という強い表現が示す深刻性
ホンダが公式声明の中で「人権尊重」「コンプライアンス遵守」という強い表現を使用したことも、行為の深刻さを物語っています。
この種のフレーズは、通常の社内ルール違反や軽微な不祥事では使われないため、相手の人格や尊厳を大きく損なうような行為があったと考えられます。
また、「率先垂範すべき立場の者が反した」という言い回しからは、役職の高さが問題の重みを増していることが伺えます。
被害者は社内の人間?懇親会とタイミングに注目


「業務時間外の懇親の場」が意味するもの
ホンダが発表の中で用いた「業務時間外の懇親の場」という表現は、社内で行われる非公式な飲み会や食事会を指すと考えられます。
このような場には、上司・部下といった社内関係者が参加するケースが多く、今回のような問題が起きた場合、被害者も同じ職場の人間である可能性が高まります。



確かに、全く会社と関係ないところでその行為が行われたとしたら、
「業務時間外の懇親の場で」なんて言わない気がするね!



社内の人が周りにいたことが想像できるね〜
4月というタイミングが示す“社内イベント”の可能性
今回の問題が表面化したのは2025年4月上旬です。
今回の問題は3月、4月に起きた可能性が高いと言えるでしょう。
この時期は新入社員の歓迎会や異動者の送別会などが多く開かれる時期でもあり、社内の交流が活発になる季節です。
そのため、今回の懇親の場も、こうした社内行事の一環だった可能性が高いと考えられます。
もし被害者が外部の人物なら違う表現が使われていた?
仮に、被害者が飲食店のスタッフや取引先などの外部の人間だった場合、ホンダが使う表現は「懇親の場」や「人権尊重」ではなく、「社外でのトラブル」などになる可能性が高いです。
その点からも、被害者はホンダ内部の社員、もしくは関係の深い社内の協力者だったと見られます。



確かに、社内での問題はなかったとこをアピールしたいだろうから
社外でのトラブルだったらこんな書き方はしないだろうね
まとめ|セクハラの可能性が高く、ホンダの対応が注目される理由
青山真二氏の辞任は、日本を代表する企業・ホンダにおいても異例の事態でした。
ホンダは詳細を明かしていないものの、告訴状の受理という事実、懇親会という場面設定、強い表現を含む企業コメントから見ても、セクハラである可能性が極めて高いと考えられます。
今後、ホンダがどのように信頼回復と再発防止に取り組むのかに注目が集まります。