日本が誇る柔道の兄妹、阿部一二三選手と阿部詩選手。その圧倒的な強さと技術の裏には、彼らを支える家族の存在がありました。
今回は、阿部兄妹の成功を陰で支える家族の構成と、その一人ひとりについて深掘りしてみたいと思います。
阿部一二三・詩選手の家族は5人家族！
阿部家は5人家族ということがわかりました。まずは簡単にご紹介します。(年齢は2024年現在7月のものです)
父親: 阿部浩二さん(54歳)
母親: 阿部愛さん(51歳)
長男: 阿部勇一朗さん(29歳)
次男:阿部一二三選手(26歳) Instagram
長女: 阿部詩選手(24歳) Instagram
阿部家は兵庫県神戸市に位置しており、長男の勇一朗さん以外は今も一緒に住んでいるそうです。
勇一朗さんはご結婚されてお子さんも生まれて別で住んでいるようです。ですが詩さんのインスタグラムでもよく勇一朗さんのお子さんが登場することからも分かるように、近くに住んでいることが予想できます。
父親：阿部浩二さんについて
現役の消防士として活動中！
阿部浩二さんは1970年生まれで、現在54歳です。神戸市で現役の消防士として働いており、市民の安全を守るために日々奮闘しています。
阿部浩二さんの仕事は非常に重要であり、緊急時には迅速な対応が求められるため、高い責任感と体力が必要です。浩二さんはその期待に応え、地元のコミュニティで信頼される存在となっています。阿部浩二さんは2007年に全国消防救助技術大会という大会に、神戸市消防局代表として何度も出場しており、2007年には表彰もされています。
競泳選手時代の経験とその後の決断
若い頃の阿部浩二さんは競泳選手として活躍し、国体(ジュニアオリンピック)に出場するほどの実力を持っていました。
しかし、身長が伸びず競技を続けることが難しくなり、やむなく競泳を断念したそうです。その経験から、子どもたちには身長や体重に左右されずに競技できるスポーツを身につけさせたいと考え、柔道を選びました。
浩二さんの決断は、後に子どもたちの成功に大きく寄与したということができるでしょう。また、浩二さん自身は柔道の経験はないそうです。
阿部浩二さんの子育て方針
子どもたちのスポーツ活動への支援
阿部浩二さんは子どもたちのスポーツ活動を積極的に支援してきました。競泳選手時代の経験を活かし、スポーツの重要性と楽しさを伝えることに努めました。
特に、柔道に取り組む子どもたちに対しては、練習のサポートや精神的な支えとなり、彼らが自信を持って競技に打ち込めるように導いてきました。その結果、次男の一二三選手と長女の詩選手は世界トップレベルの柔道選手として成長しました。
ベストファーザー賞受賞
2023年、阿部浩二さんはその子育ての姿勢と成果が認められ、ベストファーザー賞を受賞しました。
この賞は、家庭での父親としての役割を高く評価された証です。浩二さんはインタビューで「子どもたちには普段表に出るなと言われてるんですけど、この賞は頂いた方がいいと言ってくれたので、受賞することにしました」とにっこり誇らしげにしていらっしゃいました。
母親：阿部愛さんについて
阿部愛さんは1973年生まれで、現在51歳もしくは52歳です。愛さんは若い頃からフィットネスに深い関心を持ち、その道を進むことを決意しました。
体育大学を卒業後、フィットネスクラブのインストラクターとして働き始め、健康と体力の維持に努める多くの人々をサポートしてきました。彼女の指導は的確で、クライアントからも高く評価されていたようです。
喫茶店「レオーネ」の経営
35歳の時、愛さんは父親から受け継いだ喫茶店「レオーネ」のオーナーとして経営を開始しました。
この喫茶店は神戸市に位置し、地元の人々に親しまれる温かい場所であり、カレーが美味しいと評判の店だったそうです。しかし、娘の阿部詩選手がホームシックになったことをきっかけに休業しています。
もし再開されたらぜひ行ってみたいですね！
阿部愛さんの子育てとサポート
体育大学での学びとスポーツへの理解
愛さんは体育大学を卒業しており、スポーツに対する深い理解と知識を持っています。彼女自身がスポーツに情熱を注いできた経験から、子どもたちには幼い頃からスポーツの楽しさを伝えてきました。
体育大学で学んだ知識を活かし、家庭内でも健康的な生活習慣を促進し、スポーツを通じての成長をサポートしてきました。
子供たちの成長を支えるための積極的な関わり
愛さんは子どもたちの成長を支えるために、柔道の練習にも積極的に関わってきました。特に、次男の一二三選手と長女の詩選手が柔道に専念できる環境を整えるため、日々の生活や練習のサポート、遠くても送り迎えをしていたそうです。
彼女の献身的なサポートと理解が、子どもたちの精神的な安定と成長を促し、世界トップレベルの柔道選手としての成功を支えたでしょう。
長男：阿部勇一朗さんについて
勇一朗さんは、自分自身は現在柔道選手ではないものの、幼い頃から弟の一二三選手や妹の詩選手を支えてきました。過去にが勇一朗さんも柔道をしていたそうです。
国家公務員としての活動
阿部勇一朗さんは28歳で、現在国家公務員として働いています。具体的な職種は公表されていませんが、入国警備官として働いているという説が濃厚です。高校2年生の時に国家公務員を目指すことを決意し、その目標を見事に達成しました。勇一朗さんを一二三さんは尊敬する兄だと過去メディアで語っていました。
一二三選手や詩選手のSNSに勇一朗さんのお子さんがよく登場することから、兄弟関係は良好であり、よく会っていることが想像できます。
阿部家のスポーツに対する情熱と支援
阿部家は体育会系一家！
阿部家がスポーツに対する強い情熱を持つ理由は、父親の阿部浩二さんと母親の阿部愛さんの影響が大きいです。
浩二さんは元競泳選手で、ジュニアオリンピックに出場した経験があります。競泳を続けることをやむなく諦めた彼は、子どもたちに体重別で競えるスポーツを身につけさせたいと考え、柔道を選びました。
一方、愛さんは体育大学を卒業しており、フィットネスクラブのインストラクターとして働いていました。両親ともにスポーツへの理解と情熱を持っており、それが子どもたちに受け継がれました。
家族全員で作り上げたスポーツ環境
阿部家は、家族全員がスポーツに積極的に関わる環境を作り上げました。浩二さんは柔道を始めさせた一方で、愛さんは日々の生活や練習のサポートに尽力しました。また、長男の勇一朗さんも、柔道を続ける弟の一二三選手と妹の詩選手を精神的に支える重要な役割を果たしました。
家族全員が一丸となり、互いにサポートし合うことで、阿部家はスポーツに対する強い絆と支援のネットワークを築き上げました。
まとめ
阿部一二三選手と詩選手が世界トップレベルの柔道選手となった背景には、家族全体の支援と強い絆が大きく影響しています。
父親の浩二さんは、競技者としての経験を活かして練習方法を指導し、精神的な面でもサポートしました。母親の愛さんは、健康的な生活習慣を促進し、日々の練習をサポートすることで、子どもたちが最適なコンディションで競技に臨めるようにしました。また、兄の勇一朗さんの精神的な支えも、弟妹の成功に寄与しました。
このように、家族全員の協力と支援が、阿部一二三選手と詩選手の成功を支え、彼らが世界の舞台で輝くための基盤を作り上げたのです。阿部家の強い絆と支援が、兄妹の成長と成功に寄与していることは間違いありません。